ひとりの夢は“夢”にすぎないが すべての人が同じ夢を見る時 それは“現実”になる チンギス・ハン



朝鮮半島は第二次世界対戦 終戦前の時代において、西側自由陣営と東側諸国共産圏の対決による新たな地政学的緊張の渦の中で

民族の意志とは関係なく南北に分断され

その弊害は朝鮮半島だけでなく東北アジアや世界の安寧さえも脅かしてきました

韓国人と北朝鮮人は同一民族という認識が希薄化する中、世代を経るごとに、国民の心の中で

統一に対する希望や、今まさになすべきことであるという意識すらも、徐々に色あせているというのが実情であります

夜間に人工衛星から見下ろすと、ソウル、釜山、東京、北京をはじめとする東アジアの主要都市、そして、中国の幅広い沿岸都市は燦々と光り輝いているにもかかわらず北朝鮮地域は、一面闇に覆われています

北朝鮮民の長きにわたる貧困と飢餓は、一向に解決の兆しを見ることはなく、何より深刻な問題は、北朝鮮民には最小限の自由や人権すらも許されていないという事実であります

ソ連の崩壊によって共産主義の失敗が決定的となったにもかかわらず、北朝鮮は使い古された理念と体制を捨てることができず、南北の格差を拡大させ、時代の経過とともに統一をより困難なものにしています

今日、朝鮮民族は、現在の分断状態からより視線を高め、共通した歴史的経験、伝統、文化に基づく新しい統一の未来を模索すべき岐路に立っています

人類史はいつの時代も夢を見る人たちによって発展してきました

夢がある人は時代の限界を超えて新しい可能性を模索し、人々がその夢を実現するようなインスピレーションを与え

そして一定の過程を経た後、予想もつかない驚くべき方法で世の中に変化をもたらすようになります

コリアンドリームより