統一家の混乱を克服する為の統全的理解(3)-2

真の家庭は人類にとってどのような家庭なのか -2

統一家、世界に向かって飛翔しろ


前編での実体的統一家の暗黒時代(2008年~2012年)に実在していた

反摂理事態に関する小考において、お父様の予言を紹介した

1999年10月15日に予言された内容は

16年後、今日の統一家の自画像となっている

今後、迫りくる全ての状況に対し、すでに予見されたにもかかわらず

摂理の主人公として、統一家の混乱を克服する為の具体的な措置がなされなかった

むしろお父様は教権勢力の立場で混乱をさらに増幅させ

教権勢力に力を付与する姿を見せられたことを否定することはできない

このような側面から統一家の混乱の責任は、結局、お父様にあると主張する指導者もいる

私が何人かの家庭と対話する中で気がついたことは

統一家の混乱において祝福家庭は、何も間違ってはいない

という立場を示す人がたくさんいるということである

祝福家庭が統一家の混乱においてどのような過ちを犯したのかと抗議する家庭もあった

十分の一献金やそれ以外の献金をして、お父様の代身者である牧会者に従い

教会に忠誠を尽くして来たことも罪なのかと抗議する祝福家庭も私の周りにいる

そのような主張もできるだろう

しかし、お父様の立場から見れば

お父様を本当に悲しくさせる無責任な立場にいることを悟らなければならない


統一家の混乱は、結局、お父様が全ての責任を負わなければならない状況であるという主張に対し

私は論理と明快な合理的根拠を提示し

彼らからお父様の立場を擁護して差し上げることができる者でもない

しかし祝福家庭に対し明らかに話すことができるのは

お父様が統一家の混乱状況において

まるで腰の折れた人のように無気力に行動するしかなかったという事情があった

その事情とは、お父様の個人的な事情ではなく原理的な事情であった

お父様は、その原理的な事情ゆえにそうするしかなかった

騙すなら騙されなければならない立場であり

求めれば与えなければならない立場であった

お父様の一代で全ての摂理を完成しなければならない事情ゆえに

じっと耐えながら全て許して一つなることを望み、忍苦の歳月を過ごされた

お父様は、統一家の混乱以前に指導者に対し真の愛のみ言だけを与えられたのではない

数多くの審判のみ言も語られた

必ず、審判されることを明らかに語られた

しかし聖和されるまで、地上で審判されたその基準において

お父様に審判された指導者は一人もいない

実際、お父様は、本来、審判することのできない、そのような方だった

自己責任を果たすことのできない指導者は

嘘の良心から耐えがたい苦痛を受けなければならない立場であることを知っておられたので

むしろ苦痛に感じられた

お父様が独裁者なのか

もしも神様を独裁者であると表現することができるならば

お父様が独裁者であるという主張を私は受け入れることができる

しかし神様が独裁者ではないようにお父様も独裁者ではない

今、統一家の摂理現場で発生した核心的葛藤を祝福家庭に紹介しようと思う


2015.4.30金容成会長ブログより


最後の決戦です

http://tomutomud3.hatenablog.com/entry/2016/04/05/110457