お母様の名前で行政的な指示を出せば、全世界の教会長を手足のように扱うことができる
金容成さんのブログ 53-3
もしも、明らかにされた真実を見たり聞いたりしても
祝福家庭が沈黙を通すならば
父子協助時代ではなく、教権時代が幕を開けるだろう
今の状況がそのような状況である
この切迫した状況に神様も干渉することができない
現在の教権勢力は摂理現場から真の家庭を完全に排除し
父子協助時代の根幹を破壊した基盤の上に母女全権時代を経て教権時代を開幕する基盤を磨く為
お父様による世界基盤を簒奪して、まるで自分たちのものででもあるかのように世界を回りながら全力を尽くしている
教権勢力が偽りの基盤の上に建てたカルト宗教集団であることを究明できなければ
彼らの偽りは真実と化し世界に君臨することだろう
祝福家庭が真実を知っても従来のように他人事のように片付けてしまえば、遠くない将来
カルト統一教会が世界宗教史に現れることだろう
統一家において、父子協助時代が去り、教権時代が自然に訪れることだろう
統一家がこのような状況になったのは、食口の無知よりも
天一国主人としての主人意識自体が喪失されたからだと私は考える
自分の家が火事になり、家が全焼しかけた時、ばたばたしながら、あっちに水をかけろ!
こっちに水をかけろ!
と、叫ぶだけの者は主人ではない
真なる主人であるならば、叫ぶ前に何でもいいから水を入れて火を消そうとするだろう
家に貴重な宝物があるならば、真なる主人は生命をかけてその宝物を守ろうとするだろう
統一家には、果たして真なる主人意識が普遍的価値として一般化されているのだろうか?
お父様が生涯、教えを説いてこられた真髄である天聖経、平和神経は宝物の中の宝物である
この宝物を廃棄し、家庭盟誓まで変調した現教権勢力に絶対服従する食口をどのように考えなければならないのだろうか?
現在、教権勢力は統一家の幹部たちに対し、力を餌にして反逆に参加させることのできる頑丈な基盤を備えた
また、物質を道具に摂理意識の麻痺したエリートを反乱の道具として活用できる力もある
彼らが好きに動かすことのできる行政力と組織力、そして丈夫で威容のある建物も備えた
最も重要な、人を動かすことのできる資金力を定期的に集めるシステムが完備されている
お母様の名前で行政的な指示を出せば、全世界の教会長を手足のように扱うことのできるシステムも完全に備えた
失敗する要因が全くない状況である
したがって父子協助時代を破棄しようとする教権勢力の反乱を防ぐことができなければ
真の家庭を中心とした神様の救援摂理は致命的だろう
現在の彼らの反乱の歩みに対し、心配したり指摘したりはしても
それに対応し阻止できる実体的条件は何もない
しかし、本質的な戦いは名分と価値の戦いである
戦いにおいては外的な形勢が重要ではない
もしこちら側よりもあちら側が統一家の本質と名分と価値を持っているならば
あちら側が勝利を得るだろう
名分と価値の戦いにおいて負ければ永遠に負ける
ならば、自分が保有している統一家の本質的原理と価値と名分に対する不動なる信念と確信を持っているのか
という自己質問とそれに伴う自己省察から戦いを開始しなければならない
統一家の本質的価値を規定する要素はいくつかあるが
私は、真の家庭、8大教材教本、摂理観ではないかと考える
私はこのような観点から教権勢力を容認することはできないので、現在この場に立っている
相手を知り己を知ることは百戦百勝であるという言葉がある
まず自分のアイデンティティーから点検しなければならない
私達はなぜあちら側と戦っているか?
この質問に対して摂理が必要とする明快な答えがなければ、それは確かに困難である
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2015.10.5ブログより
最後の決戦です